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粘土場でドーナツ型のマトリクス(最初の粘土の配置状態)による遊びを行いました。
写真では、よくわかりませんが、輪の中に布団をかぶって寝ているキリンさんがいて、他の動物たちが遊びにきています。 ドーナツの形を池に見立てて「どんな動物が遊びにくるかな」と始めました。新4歳児さんへのサービスでリクエストに答えていると、新たな発見と疑問が浮かんできました。 一般的には、導入などで見本を見せると子どもたちは、それに似たものを作ってしまうので、あまりお手本のようなものは提示しない方が良いと思われます。実際そうなります。 しかし、今回いっしょに子どもたちが作りたいものを作っていると、同じものを見るまなざしが強く感じられました。これって佐伯胖先生のおっしゃられる「ならんだまなざし」ではないか。子どもと同じものを見る。子どもの側からしてみると「同じものを見てくれる大人」の存在を造形というイメージの具現化の中で確かめることができる。 そう考えると、先の見本としてのものと子どもの望む延長線上での造形は、違うものかもしれない。 佐伯のドーナツ理論を図らずも、ドーナツマトリクスの実践で再発見した日でした。 ちなみに、この日「3時のおやつだからおしまいにしようか」と先生に促されると泣き出す子までいました。1時間以上遊んだ後だったのに誰もやめようとしません。自分のイメージを自由に展開できる大量の粘土のなせる技です。 保育園の先生曰く、粘土場遊びをすると子どもたちに落ち着きが出来るそうです。
by sculturo
| 2010-05-19 15:01
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