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このブログの看板写真は、私のブロンズ彫刻です。
彫刻というと鑿で彫る木彫や石彫を想像する人が多いと思います。粘土で作る場合、塑像という方が正しいのですが、一陽展の公募の分野を見ても彫刻と表示してあるように、ジャンルとして立体造形を彫刻ということが一般的です。 またこの作品に見られるように、ヤスリで削ったり、タガネで彫ったりすることも多いのでブロンズ作品も彫刻といっても間違いではないかもしれません。しかし、彫刻と呼びたくなる本当の理由は、立体造形作家は、いろいろな素材に対する素材感と常に向き合っているので、精神的なものを素材に彫り込んで行くようなイメージがあるためのような気がします。 この作品は、ブロンズに2つ作ったので、黒色と金色の二種類があります。 ブロンズ像の制作過程としては、粘土、石膏、蠟、ブロンズと全く同じ形が、版画のように写されて行きます。しかし、その過程ごとに作者は、手を入れることができます。したがって、同じように見えても一つ一つ違う作品になっているわけです。ロダンの作品が世界中にあるのもこのためです。もちろん蠟型の型も消耗しますからいくらでもできるわけではありませんし、たくさんあれば単体の価値も下がりますので制限はあります。 ブロンズは、銅の合金ですが、彫りやすくとても味わい深い素材です。着色も化学反応で様々な色にできます。緑青色の美しさはエメラルドのようです。
by sculturo
| 2008-04-16 13:00
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